2週間弱のメキシコシティ滞在が今日で終わろうとしている。
生活しながら街と人の撮影をすることで、私なりにメキシコシティのエッセンスを感じとることができたように思う。
この都市では、人が生き生きとしている、表情や目が、やわらかい人が多いと感じた。
マフィアが警察より強力だという事前情報を聞いていたので、
どれだけ大変な都市なのかと、どぎまぎしながらこの地に降り立ったのだが、少し拍子抜けする位穏やかな人々がいた。
もちろん撮影に関してはすべて順調だったとは言えない。
時に、あまり見かけない姿の東洋人が下町に現れ、フラフラ歩きながら大きいカメラで写真を撮っている姿は良く思われなくて当然である。
しかし私も大義があるので撮らなければならない。
人物を撮った写真はほぼ全てノーファインダーなので、どんな風に撮れているのか私自身予想できないが、それ故に楽しみである。
*明日はキューバへ発ちます。
キューバではネット環境が悪く、ブログの更新は難しいと思いますが、帰国後綴りたいと思います。