2016/12/31

羽田 (73)


羽田のだだっ広い地に独り佇んでいると
それだけで穏やかな気持ちになる。

この一年は羽田と時間と空間を共有し
その世界観に自分が包まれているような感覚だった。

河口付近、岸に波が押し寄せる様子をずっと眺めたり
かつての滑走路に草がキラキラと生い茂る姿が目に入るだけで(無理に撮影しなくても)私の気持ちは満たされた。




2016/12/12

羽田 (72)


12月はほかの月とは何かが違う感じがするのはなぜだろう。

様々な人の発した印象的な言葉が、私の頭に浮かんでは消えていく。
残るのは後悔と満足、惰性と新たな発見。

その流れる時間と空間の中でも
作品を作り出していくことが、年を取るということかもしれない。