2015/05/31

羽田(24)


日没前の情緒的な風景が広がる。
ここは地元の人々が散歩や釣りなど
思い思いに楽しむ姿が見られる場所だ。



2015/05/30

羽田 (23)



15年前、この地に初めて立った時と変わらない懐かしい風景が
多摩川沿いに広がっているけれど
あのときと今では何かが大きく違っている。

それはおそらくー自分の内面の変化だと思う。



2015/05/28

羽田 (22)


写真を撮っている最中に地元の方に話しかけられる。

地理的な話、朝夕の景色のこと、季節によっての風景の変化など
住んでいる方ならではの貴重な情報を聞くことができた。





2015/05/21

羽田 (21)

その歴史は太平洋戦争終結後のアメリカ軍による接収
(1945-1958)と住人の強制立ち退きという過去がある。

返還された後も、常に時代の要請に拡張を繰り返してきたが
この場所は変わらずに静かな佇まいを見せている。





2015/05/18

羽田 (20)


羽田にも春がやって来た。
草地や木のやさしい春の色と風が
「忘れられた地」をやわらかく繊細に包み込む。





2015/05/11

羽田 (19)


「羽田は流れている時間が違うね」と言ったのは
一緒に撮影に来た彼女だ。

二人で堤防に座りながら何キロも先の東京湾を眺めていると
時が止まったような感覚になる。





2015/05/06

羽田 (18)

羽田は多摩川の河口―三角洲地帯でもあった。
その多摩川河口には釣り舟の停泊所があって
庶民的な香りさえする場所が一部ある。