2018/04/22

春の展示とトークセッションのお知らせ

川島紀良さんが写真展「ZEPHYROS」(ゼピュロス)を開催します。OGUMAG(5/1-5/6 /2018)

展示中3回のトークセッション(5/1・5/3・5/5)もおこなわれます。











◆トークセッション 5/3(木・祝)18:30-19:30(入場無料:予約不要)

 川島紀良×由良環  「漂う」


川島紀良さんの捉えるひと、町、空間、そこには何があるのか。

川島さんは東京の下町に生まれ育ち、現在もそこに暮らす写真家です。
「ZEPHYROS」は2010年、2016年に続く3度目の写真展で
6×6のカラ—ネガフィルムによって撮影された手焼きのプリントが展示されます。
また川島さんは自身のことばの世界を持った人でもあります。そこから紡ぎだされる写真のためのことばを聴き、写真を感じるようにみて頂けたらと思います。

わたしも現在「都市の中のひと」というような写真を撮っていますが、川島さんと由良のその目の違い、込めたものの違いがとても面白いなぁと、わたしは感じています。
そのあたりを5/3にお話しできたら、と願っています。


詳細は下記(OGUMAGホームページ)をごらんください。

http://ogumag.wixsite.com/schedule/single-post/2018/03/17/%E5%B7%9D%E5%B3%B6%E7%B4%80%E8%89%AF-%E5%86%99%E7%9C%9F%E5%B1%95%E3%80%8CZephyros%E3%80%8D51%E7%81%AB-6%E6%97%A5









ハバナ (75)


ひとりの人間が分厚い存在感を放ち、
人ごみの中でも淘汰されることがない。
人の層が感じられる街—ハバナ



2018/04/21

ハバナ (74)


有機的でごちゃまぜで人間味ある都市ハバナ。
さまざまな文化人が書いているイタリア、ナポリの破天荒さの魅力とはまた全然違ったものなのだろう。




2018/04/20

ハバナ (73)


ぎゅっと詰まった密度の濃い下町は
どこかほかの都市のそれとは異なっている。

それは何なのか・・・。



2018/04/19

ハバナ (72)


できあがってきた写真をみると・・・
わたしの目には、この白い街と人びとが、ひどく美しく豊かなものに映っているようだ。











2018/04/18

ハバナ (71)


遥かむこうにすっと抜けていくように見える道や建物。

どこかの国の都市で、いつか同じような感覚をフウケイに感じた事を思い出す。
そんなとき、その国の未来を空間にみているのかな・・・。



2018/04/17

ハバナ (70)



どの町にでも見られるようなひっそりとした裏通りは
時空や国境を超え
わたしを想像の世界へと誘ってくれるようなところがある。




2018/04/16

ハバナ (69)


切り取った都市の一枚のフウケイは
時間といくつかの工程を経て、目の前に差し出された。

自己の感覚と無意識との交信を思う-





2018/04/12

ハバナ (68)


場所と時間と記憶、それらが単独で自由にうごきだす手助けをすること—。
ハバナらしさというものをもう一度つくり直している工事中に今、わたしはある。

ここはハバナであることに間違いないのだが
それがだんだん薄れてくる。


2018/04/11

ハバナ (67)


ハバナのひとびとはどんなことを考えて生き、暮らしているのだろうか。。。

そして東京のひとびとはどうなのかと、考える。


2018/04/10

ハバナ (66)


路地でずっと話をしているご近所さんは
みななぜだかとても仲が良さそうだ。。。


2018/04/09

ハバナ (65)


わたしがハバナに暮らしたら、仲間に入れてくれそうな。
いつも熱心にはなしている、ひとびと-



2018/04/06

ハバナ (64)


少女たちの髪とくびすじのあいだを通りぬけるとき
一瞬止まる、そしてまたうごきだす・・・風もわたしの眼も。



2018/04/05

ハバナ (63)


ひとびとの生活のやわらかい部分にまで入っていけたことは
偶然とはいえ、かれらの、そして都市のふところの深さを感じずにはいられない。



2018/04/04

ハバナ (62)


街と人の両方があってこそ都市は成立するものだと
ハバナではつくづく実感できる。

ひとと都市のつながるパイプが太く
その関係が十分に感じられるから。



2018/04/03

ハバナ (61)


ひとびとが現れては去る、
その何でもない繰り返しの連続した運動が
これほどまでに豊かで輝かしく実りあるものだとは・・・・・



2018/04/02

ハバナ (60)


「キューバはアフリカに近い印象かな、でも建物はスペイン風」と、わたしより半年前に訪れた友人の言葉を思い出す。

そしてキューバは世界で唯一、人種差別のない国だと言われている。
アフリカのような灼熱の太陽の下で、さまざまなルーツのひとびとが、ここでは共に暮らしている。





2018/04/01

ハバナ (59)


海と陽ざしと風に雨。

旧市街の街も人も十分に自然にさらされ、
その痕跡を記憶に刻みこんでいるようだ。