2015/03/30

羽田 (17)


もっとも自由なこととは
旅立てること
帰れること
それを自分の意志で決め、実現できることかもしれない。








2015/03/25

いつも思うのは・・・

世界一観光客が訪れるというこの都市は
晴れていると飛行機雲がひっきりなしにつくられる。

―世界中からこの都市に向けて
あるいはここから世界中の都市へ―

空の白いラインを見ているといつも日本が恋しくなる。






2015/03/23

羽田 (16)

距離

距離を置くだけでみえてくることがある。
あるいは距離を置かないと見えてこないものがあると
言い換えた方がよいのだろうか・・・。

羽田に立つとすぐ近くの首都圏の喧騒が嘘のように
静かで平穏な気持ちになる。

そして「都市とは何か・・・」という
ずっと継続している思考がすっと入ってきてくれる。




























2015/03/05

羽田 (15)



東京では年に一度あるかないかの靄(もや)が発生した日。
霧(きり)ではなく、この日は確実に靄(もや)だった(視程7キロ)


東京南部のビル群が雲の中に林立する姿は虚構都市のようで
とても幻想的に見えた。

こんな時は心底、写真をやっていて
そして撮りたいものがそこにあって幸せだと感じる。




2015/03/02

羽田 (14)


ここには何もなくて
しかしすべてのものがあるように思う。

無と有
精神と物質

そんなことをずっと考えている。