2016/04/28

羽田 (51)


空と水平線が同化してしまいそうな曇天の朝。

水面が小さく震えるように呼吸をしているようだ。




2016/04/25

羽田 (50)


ひとつの決めた場所に何度も通って撮る・・・
ということは(例外は除いて)これまであまりしてこなかった。

物事を複雑にもつれさせる行為のような気がしていたからだ。

しかし今、羽田に何度も通っているうちに
モノの見え方、捉え方が変わってきた気がする。




2016/04/17

羽田 (49)


この場所はいつ来ても別の表情を見せるのは何故だろう・・・
という疑問は未だ謎のまま。

その要因は干潮、満潮、季節や気象の変化だけではないはずだ。



2016/04/10

羽田 (48)


一年前の事を思い出す。
この地をどう捉えようか、まだ私は探しあぐねていた。
そしてあの頃はまだ何も始まっていなかった、
多摩川の河岸工事。

慌ただしくなっていく様子を肌で感じ
生滅流転のもの悲しさを強く意識しながら、羽田を歩く。


2016/04/04

羽田(47)


以前と変わらない羽田・・・
しかし前とは別の場所を撮っているような感覚になる。
2020年に向けたインフラの整備など
ずっと忘れ去られていたこの地に変化の足音が聞こえてきた。




2016/04/02

羽田(46)


新しい年に入って再び羽田へ。
誰も居なくなった冬の羽田は
孤高のきらめきを湛えているように見える。