2019/02/11

ネパールへの旅

今日は1日、Hariaun(ハリオン)とそこからインド国境に向かって点在する村をネパール人の人道支援家の方に車で案内して頂き、過ごした。

途中激しいスコールや雹が降る中、100%非識字者の人々が住む集落へ。
そこは、泥が地面から生えているように家の壁を作り、草と少しのトタンを屋根にしているようなスタイルの小さな小さな家が点在する。
家具はほとんど何もない。寝るのは土の上なのだろうか。
その集落に、今回案内して下さったネパール人の人道支援家がコミュニティスペースを作り、人々に字を教えること、女性から先に教育を
受けさせるプロジェクトを始めたそうだ。
37世帯が住むと聞く。
子供たちは彼になついている。
コミュニティスペースにわっと集まってじっと彼の話を聞いているが、ネパール語が分かる?と聞いてひとりの男の子が自信なさそうに手をあげたり下げたりモジモジしている。
このコミュニティの人々は、彼らにしか分からない言葉で話しているので、ネパール語すらも通じないのだ。

とても静かで、わたしたちをじっと見ている。
その目は好奇に満ちてはいるけれど、違う世界のものを見ているようにも思える。
「もっとリラックスして~」と言ってみたけれど通じていない。
ほとんどの子は裸足だった。