写真について考えることを、少しの間ストップした。
他に神経を集中しなければならないことがあって、やむを得ない事情でのことだった。
東京に戻り、また写真に戻ってきて、ひとと話し、ひとの写真を観始めるー
するとことばが、イメージが、コトリと静かに底の方から浮かび上がってきてくれる。
ポツポツとした気泡が水面に静かに現れるかのように、それらは少しずつ来てくれるのだ。
懐かしいけれど、新鮮なものー
その再会の瞬間、自分に向けて入ってくるものの響きーその感覚が好きで、忘れられなくて、、、
そんなふうなことを大切に思いながら、わたしは日々を過ごし生きている。
Osaka,2018 |