2017/12/21

メキシコシティ (10)


手の平にすっぽり入ってしまう小さな木のフレームは
妙に厚ぼったい手彫りの、実に粗野な姿だった。

Lagunillaの蚤の市では、ガラクタの様に見えていた。

東京に戻り、自宅のリビングの棚の上に置いてみた。
すると、既製品のどのフレームよりもそれは生き生きとした異彩を放っている。